インフルエンザの予防には「あ・い・う・べー」

今年も、遅ればせながらではありますが、インフルエンザが流行しています。
妹家族も、妹以外が順番に感染して大変そうでした(>_<)
「あいうべ体操」というのをご存知でしょうか?
発生練習のごとく、
- 大きく口を開けて「あ」
- 横に広げて「い」
- すぼめて「う」
- 最後に「べぇ~~~~~~」っと舌を大きく出し下げます。
舌根(舌の付け根)が痛いくらい動かすのが良いようです。
これがインフルエンザ予防に効果的なのです!
え~?!ホントにぃ???なんで?? と思いますよね。。
その理由は、口と舌を大きく動かすトレーニングをすることで、口が閉じやすくなり、自然に鼻呼吸になるからです。
口呼吸を鼻呼吸へ矯正する体操というわけです。
口呼吸では、ウイルスや雑菌をそのまま体内に取り込んでしまいますが、鼻呼吸をすることにより、鼻毛や繊毛によって、ウイルスや雑菌を排除することができます。
関西のある小学校では、5年前からこの体操を取り入れていて、それ以降、インフルエンザで学級閉鎖が激減したという結果が出ています。
そして年々、全国でこの体操を取り入れる小学校が増えています。
インフルエンザ予防の他にも、唾液が出やすくなることで、口腔内環境が改善されることや、免疫機能の上げる効果があり、免疫機能があがることで、多くの不調症状の改善につながるとされています。
この「あいうべ体操」を、10回1セットで1日に3セットやることが望ましいそうです。
他にインフルエンザ予防に効果的なのは、水分をきちんと摂ることです。
冬は乾燥しますので、身体の水分が不足すると、繊毛の働きが低下し、ウイルスや雑菌を体の外へ押し出す力がなくなってしまいます。
水分を与えることで繊毛の働きが活発になりますので、意識して水分を摂ることをオススメします。
できることなら、インフルエンザに縁がないまま、この季節を乗り切りたいものですね。
須藤 有紀
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