子育ての極意!「甘やかす」と「甘えさせる」は大きく違います

子育ての極意!「甘やかす」と「甘えさせる」は大きく違います

子供は、甘えていい時期に十分甘えられると、健全に自立していきます。

「甘やかしたらこの子のためにならない」「甘やかしていたらいつまでも甘えん坊のまま」などと思われがちですが、実は違うんです。

子供は、子供自身の甘えに親が応えてくれることによって安心感を得ます。
安心感があって初めて「自分でやってみたい!」という意欲が出てきます。
その意欲が自立へつながるのです。

「甘やかす」と「甘えさせる」の違い

「甘え」とは、相手に愛情を求めることです。
甘えが満たされるとき、自分は愛されていると感じ、自分は愛される価値のある存在なんだ、と思え、自己肯定感のベースが作られていきます。

■甘やかす = 大人の都合■

  • 子供に頼まれてもいないのに、先回りしてやってしまう
  • 我慢できることを我慢させない
  • 物質的なものや金銭で愛情を表現しようとする

■甘えさせる = 子供の都合■

  • 情緒的な要求(スキンシップや赤ちゃん返り)を受け入れる
  • 子供が助けを求めてきたときに確実に手を差し伸べる
  • ひざに乗ってきたら抱っこしてあげる
  • 絵本を読んでと持ってきたら、できる限り応えてあげる(できない時は理由を伝える)

実際には「甘やかす」「甘えさせる」の区別は難しいことも多いので、都度「これは親都合かな?どうかな?」と考えてみる必要があるかもしれません。

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甘えてこない子は、親が気にかけてあげる

甘えるのが上手な子と下手な子がいるのも事実です。
兄弟姉妹で役割を分担していたります。
小さい子で、甘えてこないな、と思う子は注意が必要です。
特に長子は、下の子が生まれて親が大変そうにしていると、子供ながらに遠慮したり我慢したりします。
「お兄ちゃん(お姉ちゃん)なんだから仕方ない」「手がかからなくて助かるわ」などと、親がそのまま受け取ってしまうと、「自分は親に愛されているんだろうか?」と確信が持てず、お互いの関係が希薄になり、自己肯定感を育むことができません。

小学生くらいまでの子供が甘えてこないと感じたら、親の方から愛情を表現して「甘えていいんだよ。我慢しなくていいんだよ」と、甘えを促してあげましょう。
2人の時間を作って、思い切り甘えさせてあげるのもいいかもしれません。

まとめ

肝心なのは、大人の都合でなく、子供の都合であることです。
子供の都合で「甘え」を求めてきた時に、甘えさせてあげる。安心感を与えてあげる。
子供が不安になって振り向いた時に、いつでも見守っていてくれる親がいる。
そんな親子関係を築いていられるようにしたいですね。

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須藤 有紀

須藤 有紀

須藤有紀(チームフロー認定コーチ)  夫と大学生の2人の娘と4人家族。 ワーキングマザーとして大手電機メーカーに26年間勤務。会社や地域、学校など、様々なコミュニティで、様々な立場の多くの人と関わる中で、自己肯定感の有無が、その人の人生の幸福度に大きな影響を与えていることに気づく。自己肯定感こそ、幸せの鍵。その大切さを伝えることを第二の使命として退職。現在プロコーチとして活動中。 アドラー心理学をベースにしたコーチングで、子育て中のお母さんの心配や不安を払拭し、自信を持って子育てでき、ご自身の人生も最高に心豊かに歩いていけるよう、全力でバックアップしています。さらに詳しくはこちら。

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