子供が自分の人生の主人公であるために。親が教える「責任」について。

子供が自分の人生の主人公であるために。親が教える「責任」について。

「やることをやらないでゲームばかりしている(スマホばかりしている)」
「優先順位を考えて、今何をすべきかに注力して欲しい」
「自分を律することができる人になって欲しい」
子供が中学生くらいになると、こんなことを思ったりするかもしれません。
どれも根底には、「このまま大人になったらどうなっちゃうの?!」という心配や、「社会で役に立つ人になって欲しい」と願う親の愛情があります。

子供の人生は子供自身が主役です

「責任」「義務」を子供に学んで欲しい。
親としてやるべき、とても大切なことですね。

「責任」とは最終的には「自分の人生に自分で責任を持つ」、ということです。
自分の人生は自分のものである。
自分の人生は自分次第でどうにでもできる、と主体的に自分の人生を生きること。

「お母さんのせいで」「お母さんが言ったから」、子供がそんな人生を送るようになったらどうでしょうか。
子供が自分の人生を歩いていないような気がしていたら。
他人の人生を生きているような感覚だったら。
「お母さんの決めた人生」「お母さんが願うような人生」そんな人生を歩るいていたら。

子供の人生は子供自身が主人公です。
子供が自分で選択して行動し、選択した結果に責任を持って主体的に生きていくこと。
それこそが、子供の幸せではないかと思うのです。

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「責任」を教えるためには、親も相当な覚悟と忍耐が必要です

子供が自分で選択した結果に責任を持つには、小さい時から少しずつ訓練が必要です。
失敗したときに見守っていてくれる親がいるうちに、たくさん失敗して、そこから学び、立ち上がる経験が、子供に「責任」を教え成長させます。

そのためには、親側にも相当な覚悟と忍耐が必要です。

「少しくらい失敗した方がいい」「痛い目にあったら懲りるだろう」と、決心したのなら肚をくくりましょう。

中途半端な「痛い目にあったら懲りるだろう(改善するだろう)」というのは、実は、子供をコントロールしようとする思いが潜んでいたりします。
コントロールしようとする思いがあると、子供が失敗したのにぜんぜん懲りていなかったり、痛い目にあったはずなのに改善する様子が見れなかったりすると、「この子ぜんぜん懲りてないわ!このままじゃますます状況が悪くなっちゃう!」と慌ててどうにかしようとします。

子供が自分で選択した結果です。
その結果の責任は子供自身にあり、それを引き受けることが子供に「自分の人生に責任をもつ」ということを学ばせます。
親は、「この子は大丈夫」「この子は自分で何とかできる」と信じて見守り続けるだけで十分なのです。

子供が失敗した時にがっかりしない。怒らない。
「ほら見たことか」と一瞥しない。
「残念だったね」と子供の気持ちに寄り添うだけでいいんです。
「次にどうすればいいのかを、子供自身が考える機会だ」と失敗を肯定的に捉える。

子供が失敗して落ち込んだり、子供の状況が悪い姿を見ることは、親にとっては心配でありとても辛いものです。
それでも、その心配や辛い気持ちを引き受ける覚悟を親自身がしなくてはいけません。
「子供に任せる」「子供を信じる」と決めた、自分自身(親自身)を信じる。それが肝なのかもしれません。

子供ができた時もできなかった時も変わらず、そのままを受け入れ励ましてあげる。
その親の姿勢が子供の自己肯定感を育て、子供が人生の課題を自分で乗り越えていける力になります。

私達親は、子供をずっと守ってあげることはできません。
子供自身が、自分の人生を自分で決めて歩いていけるようにしてあげる。それが親の大切な努めです。

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須藤 有紀

須藤 有紀

須藤有紀(職業:メンタルコーチ)  夫と大学生の2人の娘と4人家族。 ワーキングマザーとして大手電機メーカーに26年間勤務。会社や地域のコミュニティで、多くの人と関わる中で、自己肯定感の有無が、その人の人生の幸福度に大きな影響を与えていることに気がづきました。自己肯定感こそ、幸せの鍵。その大切さを伝えることを第二の使命として退職。現在プロコーチとして活動中。 アドラー心理学をベースにしたコーチングで、子育て中のお母さんの心配や不安を払拭し、自信を持って子育てでき、ご自身の人生も最高に楽しめるよう、全力でバックアップしています。さらに詳しくはこちら。

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