「この子、自分に自信がないんだな・・」と感じたら。子供が自信を取り戻すために親ができること。

「この子、自分に自信がないんだな・・」と感じたら。子供が自信を取り戻すために親ができること。

クラスでも行事でも部活でも、積極的に自分から手をあげて関わっていける子って、自信に溢れて輝いていますよね。
リーダーシップを発揮して、自分の意見をハキハキ言えて、みんなをまとめて、
そのうえ成績までよかったりします。
我が子がそんな風に育ってくれたらと、親として一度くらいは思い描いてみたりするのではないでしょうか。

ふと我が子を見てみれば、それには遠くパッとしない感じ・・
委員会や部活、行事その他でも、積極的に手をあげることもなく、何か役を任されることなんて‥

普段家でも、何食べたい?どうしたい?と聞いても、たいてい「何でもいい」「ママが好きなものでいい」だったり。
「自分のことなんだから、自分で決めればいいのに」と思うようなことも、とりあえずなんでも意見を求めてくる。

きっとお友達ともそんな感じなのかな。
上手くやっているようだけれど、当たり障りのない付き合いしかできていないんじゃないかしら‥
何を聞かれても「何でもいいよ」「合わせるよ」って、自分の意見なんて言ってないんじゃないかな。
そもそも自分の意見、あるのかな。。

学校楽しいのかな?
親友と呼べる友達はいるのかな?
この子の人生、このままで大丈夫なのかな??

と、漠然とした不安がよぎったりすることも。。

ああ、この子、なんか自分に自信がないんだな‥
いつからこうだっけ? 一体いつからこうなっちゃったんだろう?
どうしたら自信をつけさせてあげられるだろう?

さくらんぼ

親の言葉は、親が思っている以上に子供に影響を与えています

親の言うことなんて、ある程度年齢がいった子供には、右から左へスーッと抜けていっているようにしか見えません。
しかし実は、子供は親の言葉をしっかり聞いて、ずっしり受け止め、時に傷つきどんどん自信をなくしていっています。
日頃、悪気なく発している親の言葉が、我が子の自信をことごとく打ち砕いているケースはたくさんあります。

「ママ、昨日も同じこと言ったよね?どうしてできないの?」
「何度同じこと言わせるの?」とガミガミ・・

そこまでガミガミじゃなくとも、
例えば、子供が自分の着たい服を選んでも「どうしてその服なの?こっちの方が絶対いいよ」だったり、
レストランで食べたいメニューを選んでも、「それ野菜がぜんぜんないじゃない。こっちの方が栄養バランスいいわよ」だったり、
この本読みたいと言っても、「同じようなものばかりじゃない。たまにはこっちの本にしたら?」なんて、言っていませんか?

ことごとく自分の意見を受け入れてもらえない・・・
否定されるたびに「自分が言うことは聞いてもらえないんだ」「自分が言うことはダメなんだ」「自分は何度言われてもできないんだ」と、自分自身に「できない自分」「ダメな自分」というラベルをペタペタ貼っていくことになります。

我が子に対して「ああ、この子、自分に自信がないんだな・・」と感じたら、ふと立ち止まって思い返してみませんか。
子供の自信を奪い、積極性や自己主張を躊躇させているのは、実は親である私達なのかもしれません。
そしてその可能性はとても大きいのです。

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子供の自信を取り戻すには

赤ちゃんの時から、親や周囲の大人たちに愛情いっぱいに接してもらうことで、「自分は愛されている」「自分は大切にされている」と感じることができ、自己肯定感のベースが形成されていきます。

子供が1~3歳の頃は「歩いた!」「バンザイをした!」「クレヨンで〇らしきものを描いた!」「滑り台を滑った!」など、ほんの些細なことでも、「できたねー!」「すごいすごい‼」と手を叩いて心から喜んだものです。
子供はこうした「できた!」「やれた!」という経験を通して、ぐんぐん「自信」が育っていきます。

それなのに、年齢があがるにつれて、気づかぬうちに子供への期待のハードルがあがって、「そんなんじゃだめ」「もっとこうしないと」「どうしてできないの」となっていってしまうのも現実です。
その思いの後ろには、「外で困らないように」「みんなと仲良く楽しくできるように」
どれも「子供の幸せ」を願う親の思いがあるからこそですが、心配なこと、気がかりなことに出くわすたびに、よかれと思って発する親の言動が、子供の自信を崩していたりするのです。

子供が自信を取り戻すには、まずはお母さん自身が、子供を心から愛していることを思い出すこと。
元気でいてくれるだけでいいと、心底思っていた頃を思い出すこと。
そして、毎日精一杯子育て頑張っている自分自身に、労いの思いをかけてあげること。
「私がんばってる。よくやってる」。

その上で、無意識に悪気なく子供に向けていた言動や、よかれと思ってやってきた行動が適正でないならば、今このときから、自分の言動を意識する。
意識するだけで変わります。
そして、それでも健気にこんなにも自分を愛してくれる子供に感謝する。

私達親ができることは、子供のいいところ、できているところを見る努力をすることです。
そしてそれをしっかり伝えることです。
「こういうところ、いいよね!」「がんばっているよね」「できてるね!」「ちゃんと見ているよ」

「ありがとう」「大好きだよ」「かわいい」は、子供の自己肯定感を大きく深く育みます。
子供から受けているいい影響を「たすかってる」「ありがとう」「○○ちゃんがいてくれるだけで幸せ」そんな言葉を毎日たくさん言ってあげてください。

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須藤 有紀

須藤 有紀

須藤有紀(チームフロー認定コーチ)  夫と大学生の2人の娘と4人家族。 ワーキングマザーとして大手電機メーカーに26年間勤務。会社や地域、学校など、様々なコミュニティで、様々な立場の多くの人と関わる中で、自己肯定感の有無が、その人の人生の幸福度に大きな影響を与えていることに気づく。自己肯定感こそ、幸せの鍵。その大切さを伝えることを第二の使命として退職。現在プロコーチとして活動中。 アドラー心理学をベースにしたコーチングで、子育て中のお母さんの心配や不安を払拭し、自信を持って子育てでき、ご自身の人生も最高に心豊かに歩いていけるよう、全力でバックアップしています。さらに詳しくはこちら。

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