五感で感じるものを「快」にする。それって自分を大切にすること。

先日、マシューボーン演出のバレエダンス「眠れる森の美女」を観てきました。
マシューボーンは2回目で、前作の「白鳥の湖」(白鳥が全員が男性ダンサーという)に感動して、すっかりファンになり、今回の来日もとても楽しみにしていたのです。
踊りが素晴らしいのはもちろん、舞台や衣装の美しさ、音楽も、今までにないストーリーも、どれも本当に感動で、
最後は、日本ではあまり見られないけど、スタンディングオベーション‼
いつまでも拍手が鳴りやみませんでした。
心が揺さぶられるような感動。
自然に涙が溢れていたり、
ゾゾっと鳥肌が立ったり、
手のひらが痛くなるくらい拍手していたり。
こういうの、たまにあります。
この感じ、大好きです。
感動すると機嫌がよくなる?
感動するって、喜びであり、わくわくであり、
心震えるような、そんな感覚でしょうか。
生きててよかったーー
こんな体験できてよかったーーー
心が満たされて、大満足な感じ。
めいいっぱい心が、豊かになる感じ。
鼻歌でもうたいたくなるような、そんな感じ。
自分が満たされて、満足していると機嫌がいい。
すると、自然に旦那さんや子供にも優しくなれる。
そんな経験、きっと誰にでもありますね。
感動って、大げさなもでなくても、日々の生活で、実はたくさんあったりします。
「きれーい!」
「あったかーい」
「おいしーー」
「いいにおーい」
「いい曲ーー!」などなど。
要は、五感で感じる心地良いものが、日常の感動だったりするんですね。
そして、五感で感じる心地いいものを意識できるだけで、
「ああ、しあわせ」って、
心が満たされて、ご機嫌でいられます。
日ごろから、自分の五感は何をどう感じているか?
「あ、この感じ好き」
「この感じ、いい」
っていうものを、たくさん感じてみてください。
五感で感じているものを意識する
暑さ寒さも彼岸まで、と言われるとおり、いつの間にか少し肌寒いくらいの秋の夜。
仕事帰りにふと空を見上げたら、明るいきれいな月。
帰宅して、美味しいご飯のあと、一息ついたら、
湯船につかって、あったか~いお風呂でのんびり。
かすかに聞こえる虫の音。
ふわふわのタオルの感触と、柔軟剤のいい匂い。
視覚、聴覚、臭覚、触覚、味覚
これら五感で感じた刺激が脳に送られ、快・不快として認識されます。
快が多ければ、自然と自分はご機嫌になるし、
不快が多ければ気持ちも下がります。
自分は今、何が心地よくて、何が不快だと感じているのか?
五感で感じているものを意識してあげることって、
実は、自分を大切にする一番大事なことだったりするのです。
快か、不快か、
好きか、嫌いか
これって、自分にとって大切な価値観。
「快」「好き」を増やしていくことで、自分を満たしてあげられます。
反対に、五感で感じたふとした「違和感」を無視しない。流してしまわない。
なんか嫌だな、この感じ。
そう思ったら、その感じを手放すことをしましょう。
自分の五感が何を感じているか、そしてそれは快なのか?不快なのか?
感じてみてくださいね。
須藤 有紀
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