子育て期間って意外にも短いもの

久しぶりに長女の顔を何十分間か眺めました(笑)
大学生になってからというもの、学校の他は、サークルとバイトと遊びで、ほとんど家にいません。帰宅も遅いです。
こんなでいいのかしら、世の中てきにはどうなの?と思いつつ、自分の同じ頃のことを思い返せば、、、まぁこんなものでしょう・・ 何も言うことはできません・・
もちろん、門限などのルールがあるお友達もいるので、あまり厳しく言われない我が家を長女は「生まれて初めてこの家に生まれてよかったと思ってる~!」ですと・・なにぃ~~?!
中学生になると生活がガラリと変わる
先日、友人とランチをしていたとき、友人は今年、中学生になったお嬢さんがいるのですが、「中学になったら部活が忙しくてどこにも出かけられない!」と嘆いていました。
確かに。我が子もそうだったことを思い出しました。
吹奏楽部だったからか、日曜日もほぼ練習でした。
子供は中学になるとガラリと生活が変わります。
「先輩」という存在が現れ、親よりも先生よりも偉大な存在になります。
理不尽なことにも遭遇するでしょう。そして後に、自分達も後輩に同じようなことをしていたりするものなのですが。
まぁ部活で社会を学んでいくのでしょう。
それでも部活は6年間、本当に頑張っていました。
心震えるものに出会えたんだなぁ。よかったなぁ。感動できる子に育ってくれたんだなぁ、などと親としては嬉しく思っていました。
長女が吹奏楽をやっていたおかげで、コンクールや演奏会など、私自身が心豊かになる音楽に触れる機会がたくさんありました。
子育て期間は意外と短い
私の子育てはほぼ終わりに近づいています。
さすがにもう手もかからず、気にかけることもさほどなく、「育てる」ということはなく、あとは経済的なことと困ったときだけが出番ですね。
二人が小さい頃は、こんな日が来るなんて考えたこともありませんでした。
会社と保育園と家ですべてが完結していた毎日で、でもあの頃が人生で一番必要とされて充実していたのかもなぁ。いやいや。今は今で、また違った形で充実してるしてる。と言ってみたりして。
100歳まで生きたとして、子育てという期間はそのうちの18年間くらいでしょうか。
密着していられるのは、小学校入学前くらいですね。頑張ってもせいぜい小学生まででしょうか。
そう考えると、私達の一生で子育てに携われるのはほんの数年ということになります。
真っ只中にいるときは、永遠にこれが続くのかと思うと、うんざりすることもあるでしょう。
残念ながら、永遠には続かないのです。
本当に大変で忙しい子育て期間ですが、「実はほんの数年」と見通しがたてられたら、少し心に余裕ができるでしょうか。
ほんの数年の子育て期間を「貴重な時間」と思えて過ごせたら素敵ですね。
久しぶりにゆっくりおしゃべりした長女でしたが、次に、こうやってできるのはいつかな?
そして、あと何回ゆっくり時間を過ごしたら、いつかはお嫁に行くときが来るのかな? などと思った、秋の日の午後でした。
須藤 有紀
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