「子供の話を聞く」について

「ママってホント、人の話聞いてないよね~~」と言われることがよくあります・・
聞いているつもりでも、おそらく頭では別のことを考えていたり、次の質問を考えていたりするようです。。反省・・
話を聞くって意外と難しい
子供の話を聞く。大切なことだって頭ではわかっているのに、意外にも難しかったりします。
聞くというのは「理解する」「受け止める」ことです。
決して「たずねる」「質問する」などして、聞き出すことではありません。
親は、子供が話し始めた途端、どうしても質問したくなります。
今日、幼稚園で学校で何があったのか知りたいたいです。
心配です。
アドバイスしたくなります。
しかし、ほとんどの場合、子供は自分の気持ちを聞いてほしいだけで、親の意見やアドバイスましてやお説教など望んでいません。
また、親が先走ってアドバイスすることで、子供の自分で考える力を奪っていることにもなるのです。
我慢しましょう。
子供の気持ちに寄り添う
「テスト最悪だったー もう勉強なんて嫌だ!」と言われたら、親としては気になります。
心配になって「どうしたの?何点だったの?先生に何か言われたの?」とか、いきなりあれこれ聞きたくなりますが、これでは親の不安を解消するために欲しい情報を聞き出しているだけになります。
テストの結果が悪くて、一番がっかりしているのは本人です。
「テスト最悪だったんだ?勉強嫌だよね」とまずは受け止め寄り添ってあげたいですね。
子供がどんな気持ちで話しているのか?何を聞いて欲しいのか?どうしたいのか?
それをつかむためには、相手の話している調子にリズムを合わせるのがよいようです。
せかせかと急いで話してるなら同じようにせかせかと。
ゆっくり暗い表情で話しているなら同じようなテンポと声のトーンにしてみます。
いろいろな会話の展開がありますが、親は、以下の3つを意識するだけで、子供との会話が変わってきます。
- 質問しない
- 否定しない
- アドバイスは求められた時だけ
遮られなければ、子供が自ら話したいことを話すことができます。
そして会話の中で、子ども自身が解決策に気づいたりします。
そうすることで子供は話を聞いてもらった満足感と、受け止めてもらえた安心感を持ちます。
会話の中での気づきで、自分で乗り越えていったりします。
子供の愚痴をただ聞いてあげることも、親子のコミュニケーションの大切なことです。
そこにジャッジやアドバイスは不要です。
スマホやテレビを見ながら聞いていませんか?
日々忙しい生活の中で、いつでもじっくり聞くというのはなかなか難しいところですが、それでも、子供が話してきたときには、体勢を整えてできるだけ耳を傾けてあげたいですね。
須藤 有紀
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