ペットにもお母さんの自己肯定感が影響している

ペットにもお母さんの自己肯定感が影響している

先日、NHKの「助けて!きわめびと」という、お悩み解決の番組で、ペットのしつけについて放送していました。
子育てにも通ずるものがあるなぁ、と、感心して見ていましたので、そのレポートとなります。

助けて!きわめびと – NHK

マンション住まいの飼い主さんのお悩みは、「犬が朝から晩まで吠えてばかりで、いくらしつけようとしても直らない。このままではクレームがきて、一緒に住めなくなってしまうのではないか」というもので、その道40年の盲導犬訓練士さんが、しつけをして解決する、という内容でした。

吠え癖は、お母さんが、まな板でトントン野菜を切る時も、インターホンにもテレビにも反応し、1日中吠えまくっている感じで、今まで家族が何度しつけを試みても鳴き止ませることは難しく。。

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褒められることを知らない

訓練士さんは、カメラで撮った日ごろのワンちゃんの様子を観察し、あることに気づきます。
家族とワンちゃんの間にはコミュニケーションのすれ違いがあり、ワンちゃんは、何がよくて何がいけないことなのかがわかっていない、とのご指摘でした。

ワンちゃんは今まで「褒められることを知らない」ままだったのです。

そして探っていくと、実はお母さん自身が、幼少時から褒められた経験がなく、褒めることが下手だったことが判明しました。

今まで、お子さん達にも同じように「できてあたり前」という感覚だったため、あまり褒めることをせずに、子供たちに求めるハードルも知らず知らずのうちに高くなっていたそうです。

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自分が変われば家族が変わる

そこで訓練士さんは、家族みんなで、お互いの良いところを探して、それぞれのノートに書き留めることを提案しました。
一生懸命やったのはもちろんお母さんで、子供達の小さなことでも認めて褒めるようにコツコツ努力したところ、家族全体に変化が起き始めました。

犬のしつけから始まったノートですが、お母さんが変わることで、家族にも犬にも変化が起きたのです。

訓練士さんはこのように言っていました。
「しつけとは、無理やり言うことをきかせることではない。人間が変われば犬が変わる」

ほどなくしてワンちゃんも、上手に褒められることで、良いことといけないことの区別がつくようになり、吠えなくなりました。

犬が吠えなくなった今も、お母さんの良いこと探しノートは続いています。
思春期のお兄ちゃんとの関係も、ギスギスしたものから、穏やかな空気が流れるようになり、家族みんなが笑顔に変わっていました。

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須藤 有紀

須藤 有紀

須藤有紀(職業:メンタルコーチ)  夫と大学生の2人の娘と4人家族。 ワーキングマザーとして大手電機メーカーに26年間勤務。会社や地域のコミュニティで、多くの人と関わる中で、自己肯定感の有無が、その人の人生の幸福度に大きな影響を与えていることに気づく。自己肯定感こそ、幸せの鍵。その大切さを伝えることを第二の使命として退職。現在プロコーチとして活動中。 アドラー心理学をベースにしたコーチングで、子育て中のお母さんの心配や不安を払拭し、自信を持って子育てでき、ご自身の人生も最高に心豊かに歩いていけるよう、全力でバックアップしています。さらに詳しくはこちら。

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