自己肯定感はどうやって育まれるの?

自己肯定感はどうやって育まれるの?

自己肯定感が高い人もいれば、低めな人もいますよね。
その違いってどこからくるのでしょう?

大人の私達は、今までその大切さや、それを高める方法を、親や先生に教わることがなかったのではないでしょうか?

愛されている安心感

自己肯定感の形成は、生まれてから12歳くらいまでの間で、親や周囲との関係性が大きく影響すると言われています。
「自分は愛されている」「安心できる」と実感することで、自己肯定感は育まれていきます。

生まれたばかりの赤ちゃんは、無力で、大人の働きかけなしでは生きていくことができない存在です。

  • お腹が空く→泣く→ おっぱいをもらう→ 愛されていると実 感する
  • おむつが気持ち悪い→泣く→ オムツを替えてもらう→ 愛されていると実感する
  • 眠い・怖い→泣く→ 心地よく抱いてあやしてもらう→ 愛されていると実感する

赤ちゃんが泣いたとき、大人の愛情をもった働きかけにより、欲求が満たされ、安心感が生まれます。
わけがわからなく泣いていても、抱っこされたり、よしよしされたり、子守唄を歌ってもらったり、自分のすべてを受け止めてもらえる安心感から自己肯定感のベースが育まれます。

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そのままでいい

その後、12歳くらいまでの間に、何ができるから、とか、どういう子だから、という条件付きではなく、どんな自分でも、
「それでいいのよ」「そのままでいいのよ」「出来るところも出来ないところも、そのままのあなたが大好きなのよ」
というメッセージを、親や周囲から受け取れていると、「自分は愛されているんだ」と満たされ安心し、「これが自分なんだ」「自分はこれでいいんだ」「自分は自分」と自分を信頼できるようになり、「根拠のない自信」が生まれます。

そして、自分を信頼できるようになると、他者にも同様に信頼感と安心感を持てるようになります。

自己肯定感を育むのが難しくなるのは

反対に、親や周囲の人に不当に叱られたり、無視されたり、傷つけられたり、兄弟と比較されてばかりいたり、条件付きでしか愛されないと感じている場合は、自己肯定感を育むのが難しくなってしまいます。

また、親が理想とする姿や考えを押し付けられたり、自分で判断する機会を奪い続けられたり、生きる道=レールを敷かれたままでいると、自分の価値基準を持つことができず、結果的に自己肯定感を損なってしまうことになります。

上手に失敗させる

自己肯定感を育むためには、「自分で決めた」「自分で解決した」という経験がとても大切です。

親は心配のあまり、つい先回りして、失敗しないように、困らないように手を差し伸べてしまいがちですが、失敗したときこそ、どう対応するか、どう乗り越えるか、を経験するチャンスです。

上手に失敗の経験を積むように、見守ってあげたいですね。

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大人になってからでも大丈夫

もし、自己肯定感があまり高くないまま、大人になっていたとしても大丈夫です。

大人は自分で自分を満たしていけます。

逆に大人は自分でしか自分を満たしてあげられないのです。

まずは、自分のいいところも嫌なところも全て受け入れる、というところからスタートしてみましましょうか。

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須藤 有紀

須藤 有紀

須藤有紀(職業:メンタルコーチ)  夫と大学生の2人の娘と4人家族。 ワーキングマザーとして大手電機メーカーに26年間勤務。会社や地域のコミュニティで、多くの人と関わる中で、自己肯定感の有無が、その人の人生の幸福度に大きな影響を与えていることに気づく。自己肯定感こそ、幸せの鍵。その大切さを伝えることを第二の使命として退職。現在プロコーチとして活動中。 アドラー心理学をベースにしたコーチングで、子育て中のお母さんの心配や不安を払拭し、自信を持って子育てでき、ご自身の人生も最高に心豊かに歩いていけるよう、全力でバックアップしています。さらに詳しくはこちら。

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