感性が、好奇心を生み、想像力を育てます

駅前の銀杏並木が、一気に葉を落とし始めて数日。
頭上にも足元にも、鮮やかな黄色の世界が広がり、瑞々しい葉の匂いに、通るたびに癒されていました。
なのに、今朝、突然業者さんのトラックがきてるかと思ったら、あれよあれよという間に枝を切り落としていて、
昨日までの黄色の世界は、丸坊主の木々に変わってしまいました。
そりゃあ、葉っぱのお掃除を毎日するのは大変だけど・・・
悲しい・・
子供の感性を育むには
感性とは、日常のささいなことに気づき、自分で感じ、驚いたり感動したりする心です。
かわいそうだと感じて、心を痛めることもありますね。
この感性ってとても大切なのです。
花を見てキレイだと感じる、とか、
土の匂いが心地いいとか、
風の音が気持ちいいとか、
知識や情報や理屈ではなく、ただそのまま、素直に湧いてくる感覚です。
そして子供には、そういう感覚が湧いてくるような経験を、たくさんさせてあげられることが大切なことなのかもしれません。
感性が、好奇心を生み、想像力を育てます。
そして、想像力があるから、相手の立場に立って考えることができ、思いやりが育まれていきます。
相手を思いやれる心は、人が生きていく上で、なくてはならないものです。
子供の感性を育むには、日常生活の中で、例えばお散歩に出たときに、枯れ葉を踏む音やその感触を一緒に楽しんでみたり、拾った石が何に見えるか聞いてみたりするのもいいかもしれません。
お人形遊びや、空想の物語なども感性のなせる技です。
また、自分が「好き」と感じるか、「嫌だ」と感じるか、「何をしたい」とか、「どうしたい」も、ここから派生しています。
自分の感じた感覚を大切にすることは、自分自身を大切にすることになるのです。
須藤 有紀
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