子供のために設定した我が家のルール、親はどこまで守れる?

子供のために設定した我が家のルール、親はどこまで守れる?

約束を守ることは子供の責任感を育てます

子供には自由にのびのびと育って欲しいと願います。
子供のことをできるだけ叱らないで、毎日穏やかに子育てをしたいと思うものですね。

「のびのび育って欲しいから」「怒ると萎縮してしまうから」などの理由で、ルールや制限がないまま成長したのでは、家の外に出た瞬間から困ることになります。
小さいうちから少しづつ、ある一定のラインの制限や約束事は必要で、それは子供の責任感を育みます。
そして、社会にはルールがあり、それを守るということを学ばせることは親の大きな役目でもあります。

ルールは簡単に守れるものを設定する

限界ラインをどこにするか、は各家庭の価値観や状況によって様々です。
大切なのは、どんなラインを設定するかではなく、設定したラインを親も子供も守るということです。

例えば、
朝起きてきたら「おはよう」と言う
食事中はテレビをつけない
食事が終わったら、お皿を流しまで持っていく
おもちゃで遊んだら、元の場所に片付ける

などでしょうか。

少し大きくなると、
「寝る時間は9時」や「ゲームは一日1時間まで」なども出てくるかもしれません。

ルールを決めるときは子供と一緒に考える

せっかく決めたルールを破るようになったり、上手く機能しなくなったりする場合は、親が一方的に決めているのかもしれません。
お互いが納得するものが望ましいので、ぜひ子供と一緒に、話あって決めてみてください。
子供本人が言ったことは、守ります。
こうして約束を守ることや律することを学んでいきます。

親が一貫してルールを守る姿勢が大切

親には、子供のために設けた制限を破らせない強さが問われます。
子供はいつも親を見て上手に試しています。
今日は機嫌が良さそうだから許してくれるかな、とか、今日はダメそう。などよく観察しています。

そして、制限を設けられない大人や、制限を設けてもそれを守らせることができない大人を尊敬しなくなります。
なめられます。
その時々の状況や感情で、設定したラインがコロコロ変わっていたら、子供は混乱し、どうすればいいのかわからなくなります。
制限を設けるならば、まずは親が一貫してそれを守るという覚悟が必要になります。

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須藤 有紀

ライフキャリアコーチ  新卒でソニー株式会社へ入社し、経理、財務、秘書に26年間従事。 35歳のとき、親友の鬱をきっかけに自己肯定感の大切さに気づく。誰もが自己肯定感を高め、幸福度の高い社会を作りたいという想いを実現するために退職。 2016年、世界最高水準のプロコーチ養成スクールで、平本あきお氏、宮越大樹氏に師事。 現在はアドラー心理学をベースにしたコーチングと、NLP、幸福学研究を取り入れた独自のメソッドで、自分の才能と可能性に気づき、Well-beingな生き方を叶える人を応援する活動を展開している。株式会社チームフロー認定コーチ 国家資格キャリアコンサルタント さらに詳しくはこちら。

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須藤 有紀
ライフキャリアコーチ  新卒でソニー株式会社へ入社し、経理、財務、秘書に26年間従事。
35歳のとき、親友の鬱をきっかけに自己肯定感の大切さに気づく。誰もが自己肯定感を高め、幸福度の高い社会を作りたいという想いを実現するために退職。
2016年、世界最高水準のプロコーチ養成スクールで、平本あきお氏、宮越大樹氏に師事。
現在はアドラー心理学をベースにしたコーチングと、NLP、幸福学研究を取り入れた独自のメソッドで、自分の才能と可能性に気づき、Well-beingな生き方を叶える人を応援する活動を展開している。株式会社チームフロー認定コーチ 国家資格キャリアコンサルタント
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