自己肯定感を高めるには、「自分自身に後ろめたいことがない」ことが絶対条件

自己肯定感を高めるには、「自分自身に後ろめたいことがない」ことが絶対条件

2016年、暖冬ではありますが、やっぱりこの時期、東京でも雪が降りましたね。
年が明けて、早くも、1月も20日に迫っています。
毎日、毎週、毎月。
繰り返される日常で、立ち止まって自分の心に向き合うとか、自分自身について考えてみたりすることって、なかなかないものです。

自分は何をしたいのか?
何にわくわくするのか?
何が好きなのか?
何に喜びを感じるのか?
どうしてこんなに怒っているのか?
イライラしているのか?

自分の心が、ホントはどう感じているのか、つくづくしみじみ考えてる暇なんて、ない人がきっと大多数です。
自分のことなんだから、つくづくしみじみじっくり考えなくたって、そんなことわかってるに決まってるじゃん。
「わかっているつもり」
「知っているつもり」なだけなのかも?
なんて、疑うこともなく、日々流れていってしまうのかもしれません。

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自分の本当の気持ち

自分は何が好きで何が嫌なのか。
本当は何を望んでいるのか。
自分ってどういう人間なのか。
自分のいいところ悪いところ。
それを知っているだけで十分なのに。
それに気づいているだけで。

「嫌だな」と思うことがあっても、
「そんなふうに考える自分がいけない」
「もっと広い心にならなくちゃ」
「相手にだってそれなりの理由があるのだから」
とか、
自分の「嫌だな」と感じた心をないがしろにして、
嫌だなと感じる自分を否定して我慢して、
自分自身が感じたことを、自分の都合のいいように変換していませんか?

それから、
例えば誰かに対して、
「こんなのはおかしい!」
「こうあるべきだ!」
「ぜったい許せない!」と、
強い怒りの感情を持っているとき、
実はその奥には
「自分は正当に評価されていない」
「認められていない」
「大切に扱われていない」
などの気持ちがあったりします。

それが、「怒り」という感情になって表れているのです。

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著作者:Jeromy_S

かわいそうな自分を受け入れることは、難しいことなのかもしれない

「自分は正当に評価されていない」
「認められていない」
「大切に扱われていない」のだから、
「自分は怒っていいんだ。怒るのは当然なんだ。」
と、怒りの感情を肯定することもできます。

「怒る自分を認める」
「怒る自分であっていい」
「怒る自分を受け入れる」
確かに。
どれも、自分を受け入れて、肯定していると言えるのかもしれません。
まずはこのステップが必要です。
でも果たして、本当に「怒り」の感情だけでしょうか?

もう一歩踏み込んでみてください。
そうすると、その奥にある、本当の気持ちが見えてきます。

「正当に評価されていない」
「認められていない」
「大切に扱われていない」
というさらに奥には、

「正当に評価されていない自分は不憫だ」
「大切に扱われていない自分は惨めだ」
「大切に扱われなくて傷ついた」
「認められなくて悲しかった」
という思いが潜んでいたりします。

ここにたどり着くことが、
「自分を認める」とか「自分を受け入れる」ということです。

自分自身のことを、
「自分は不憫だ」
「自分は惨めだ」
「自分は傷ついている」
「自分は悲しい」
「自分はかわいそうだ」
と、そんな自分がいることを認める、
そんな自分も受け入れることこそが、
本当の意味で、「ありのままの自分を受け入れる」ということなのです。

それって、頭で考えるより、ずっとずっと難しいのかもしれませんね。

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自己肯定感を持てない原因

自己肯定感の低い人にとっては、
「不憫で惨めでかわいそうな自分」を認めることは、
とても怖いことなのです。

こういう自分を認めたら、
「ますます不憫で、ますます惨めで、傷ついて、悲しくて、かわいそうな自分」
になってしまいそうで、怖くて受け入れられないのです。

無意識に「私はそんな不憫で惨めでかわいそうな人間じゃない!」って、
なんだかよくわからないプライドが登場して、そう感じている自分の気持ちを、なかったことにしようとします。
慌てて蓋をして、隠そうとします。

一種の自己防衛でもあるのですが、でも、そのことこそが、自己肯定感を持てない原因になっていることに気づいてください。

自分が感じていることに蓋をする。
自分にさえ嘘をつく。
自分の気持ちさえ、きちんと見ようとしない。
自分自身に後ろめたい。

どんなに隠そうとしても、なかったことにしようとしても、自分は知っています。
心の奥の奥で、ひっそりとうごめいています。

自己肯定感に必要なのは、まずは、
自分が感じていることを知る。
見る。
感じる。
じっくり感じる。

心がざわつくようなことであっても「ああ、自分はそう感じているんだ」と知るだけです。
「認める」とか「受け入れる」とか「肯定する」とか、難しいことしなくていいのです。
自分の中にその感情が「ある」ことを知るだけでいいのです。

まずは、「自分はこう感じている」と「知る」ことだけ、やってみませんか。

自分に後ろめたいことがない状態ではじめて、自己肯定感は高めていけるのです。

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須藤 有紀

須藤 有紀

須藤有紀(チームフロー認定コーチ)  夫と大学生の2人の娘と4人家族。 ワーキングマザーとして大手電機メーカーに26年間勤務。会社や地域、学校など、様々なコミュニティで、様々な立場の多くの人と関わる中で、自己肯定感の有無が、その人の人生の幸福度に大きな影響を与えていることに気づく。自己肯定感こそ、幸せの鍵。その大切さを伝えることを第二の使命として退職。現在プロコーチとして活動中。 アドラー心理学をベースにしたコーチングで、子育て中のお母さんの心配や不安を払拭し、自信を持って子育てでき、ご自身の人生も最高に心豊かに歩いていけるよう、全力でバックアップしています。さらに詳しくはこちら。

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